こんにちは!
気ままなねぎとろ♪です。
最近、「AI」っていう言葉、テレビやニュースでよく見かけませんか?
「なんだか難しそう…」「プログラマーみたいな専門家が使うものでしょ?」
なんて、思っている人も多いかもしれません。
でも実は、Googleアカウントさえ持っていれば、誰でも無料で、しかも簡単に最新のAIに触れることができる、夢のような場所があるんです!
それが、今回ご紹介する[Google AI Studio」です!

1.Google AI Studioって?
Google AI Studioは、一言でいうと「未来のAIが使い放題の実験室」みたいなもの。
この実験室では、Googleが開発した最新のAI「Gemini(ジェミニ)」くんが、あなた専属のアシスタントになってくれます。
例えば、こんなことができます。
・ 夏休みの読書感想文を、一緒に考えてもらう
・ 今日の晩ごはんの献立を、10パターンくらい提案してもらう
・ プログラミングのコードを、代わりに書いてもらう
…などなど、アイデア次第で可能性は無限大!
この記事では、そんなGoogle AI Studioの魅力と、初めての人でもすぐに使える「入門編の活用法」を、どこよりも分かりやすく解説していきます。
さあ、一緒に未来の実験室を覗いてみましょう!
※ちなみに、Google AI Studioは18歳以上向けのサービスなので、そこだけ注意してくださいね!
2.Google AI Studioのすごいところ!
Google AI Studioが「未来のAI実験室」だっていうのは分かったけど、「他にも似たようなAIサービスって色々あるよね?」と思った、そこのあなた!
鋭いですね!
ここからは、他のAIサービスと比べた時の、Google AI Studioだけの「すごいところ」を3つ、ご紹介します!

(1)基本無料で、すぐに始められる!
一番の魅力は、なんといってもこれ!
多くのAIサービスが、有料だったり、無料でも使うのにクレジットカードの登録が必要だったりします。
でも、Google AI Studioは「Googleアカウント」さえ持っていれば、すぐに、しかも基本無料で使い始めることができるんです!
「ちょっとAIを試してみたいな」という入門者にとって、これ以上ないくらい優しい設計になっています。
(2)Googleの最新AI「Gemini」が使い放題!
AIの世界は、日々ものすごいスピードで進化しています。
Google AI Studioでは、Google自身が開発した最新・最強クラスのAIモデル「Gemini(ジェミニ)」を、心ゆくまで試すことができます。
まるで、発表されたばかりの最新のスポーツカーに、すぐ試乗できるようなもの!
賢い文章作成が得意な「Gemini Pro」や、画像も理解できる「Gemini Pro Vision」といった、パワフルなAIの性能を、自分の手で確かめられるのは、本当にワクワクしますよ。
そして、プログラミングをする人にとって、これが決定的な魅力かもしれません。
AI Studioで試したAIとのやり取り(プロンプト)は、なんとワンクリックで、PythonやJavaScriptといったプログラミング言語のコードに変換することができるんです!

つまり、「AI実験室」で色々試して、うまくいった命令の仕方を、そのまま自分のアプリやサービスに「部品」として組み込めてしまう、ということ。
アイデアを試す場所と、実際に開発する場所が、スムーズに繋がっているんです。
3.AI Studioのツールの違いを徹底解説!
さて、Google AI Studioを使い始めると、最初に「モデル」や「プロンプト」といった、いくつかの選択肢が出てきます。
「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう初心者のために、それぞれの違いを分かりやすく解説しますね!
AIの「脳みそ」を選ぼう!――モデルの違い
まず「モデル」とは、AIの「性能や得意なことを決める脳みそ」のようなものです。
2025年10月現在、主に2種類の脳みそ(モデル)が選べます。

① Gemini Proモデル
文章を読んだり、書いたり、要約したりといった、言葉を扱うのが得意な、賢いペンのようなモデルです。ブログ記事のアイデア出しや、メールの文章作成など、ほとんどのことは、まずこのモデルを選べばOKです!
② Gemini Pro Visionモデル
「Vision」の名前の通り、画像も理解できる、魔法の目を持ったペンです。
例えば、料理の写真を見せて「このレシピを教えて!」と聞いたり、風景の写真からキャッチコピーを考えてもらったり…といった、文章と画像を組み合わせたお願いごとが得意です。
AIへの「頼み方」を選ぼう!――プロンプトの種類の違い
次に「プロンプト」とは、AIへの「お願いの仕方(命令の形式)」のことです。
AI Studioには、主に3つの頼み方が用意されています。
① フリーフォーム (Freeform)
「白いノート」に、自由に文章を書いてお願いするスタイルです。
「〇〇についてレポートを書きたいんだけど、タイトル案を10個考えて!」といった、自由な発想でアイデアを出してほしい時に向いています。
② 構造化 (Structured)
「フォーマットが決まった注文票」のようなスタイルです。
「商品名:〇〇」「特徴:△△」といったお手本(入力)を見せて、「このフォーマットで、新しい商品の説明文(出力)を作って!」とお願いするのに向いています。同じ形式の文章をたくさん作りたい時に、絶大なパワーを発揮します!
③ チャット (Chat)
LINEやチャットアプリのようにおしゃべりしながら、AIにお願いをするスタイルです。
「こんなアイデアどうかな?」「もっと面白くして!」みたいに、AIと対話を重ねながら、答えをどんどん良くしていく作業に向いています。
まずは一番シンプルな「チャット」や「フリーフォーム」から試してみて、慣れてきたら「構造化」に挑戦してみるのがおすすめですよ!
4.AI Studioを使いこなす!
Google AI Studioには、AIとの対話をより面白く、より便利にするための機能がいくつか隠されています。
今回は、特に初心者の皆さんに「ぜひ試してみてほしい!」と思うおすすめ機能を2つ、厳選してご紹介します!
(1)魔法の呪文をコードに変換!「コードを取得」ボタン
これは、特にプログラミングに興味がある人にとっては、まさに魔法のようなボタンです。
あなたがAIにお願いした命令(プロンプト)と、それに対するAIの答えを、一瞬でプログラミングのコードに変換してくれます。

これは、例えるなら「唱えた魔法の呪文(お願い)を、誰でも使える魔法の巻物(プログラム)にしてくれる」ようなもの。
AI Studioで試した面白いアイデアを、すぐに自分のウェブサイトやアプリに組み込むことができる、夢のような機能なんです!
(2)AIの性格を変えちゃおう!「温度(Temperature)」スライダー
AIからの答えを出す画面の横に、「温度(Temperature)」と書かれたスライダーがあるのに気づきましたか?
これは、AIの「性格や個性」を調整できる、とっても面白いツマミなんです。

・温度を低くする(0に近いほど)
AIは、より正確で、間違いの少ない答えを返す「真面目な優等生」になります。事実に基づいた、安定した答えが欲しい時におすすめです。
・温度を高くする(1に近いほど)
AIは、より創造的で、ユニークな答えを返す「アイデア豊富な芸術家」になります。小説のアイデアを出してもらったり、面白いキャッチコピーを考えてもらったりする時に、とんでもない答えを出してくれるかもしれません!
同じお願いごとでも、この「温度」を変えるだけで、AIの答えがガラッと変わります。
ぜひ、スライダーを動かして、AIの性格の変化を実験してみてくださいね!
5.【実践】AI Studioで遊んでみよう!- キャラクター紹介文ジェネレーター作り -
さて、ここまでGoogle AI Studioの機能について解説してきました。
最後は、いよいよ実践編です!学んだ知識を使って、一緒に面白いツールを作ってみましょう!
今回作るのは「キャラクター紹介文ジェネレーター」です。
AIに、決まったフォーマットで答えを出してもらうために、「Structured output」というツールを使います。
Step 1:「答えの設計図」を作る!
まず、AIに「こういう形の答えを作ってね」という「設計図」を教えます。
1. 画面の右側にある設定パネルから、「Tools」の中にある「Structured output」を探し、「Edit」ボタンを押します。

2. 「Visual Editor」が開くので、「+ Add property」を押して、答えを入れてほしい「箱(項目)」を3つ作ります。
* 1つ目:`character_name` (Type: string)
* 2つ目:`description` (Type: string)
* 3つ目:`catchphrase` (Type: string)

3. 設定できたら、右下の「Save」ボタンを押して、設計図は完成です!
Step 2:AIに「材料」を渡してお願いする!
設計図ができたら、次はその設計図通りに文章を作ってもらうための「材料」を渡します。
いつものチャット入力欄に、キャラクターの情報を書いてお願いしてみましょう!

Step 3:完成!
「実行」ボタンを押すと、AIが、さっきわたしたちが作った「設計図」の通りに、3つの項目に分けて答えを出力してくれます!

このように、「Structured output」ツールを使えば、AIの答えの形をきれいに整えることができます。
ぜひ、あなたの好きな設定で、AIとの共同作業を楽しんでみてくださいね!
それではまた! 気ままなねぎとろ♪でした。👋